父親の財産を着服容疑、元成年後見人を逮捕

父親の財産を着服容疑、元成年後見人を逮捕(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/100630/kng1006302214004-n1.htm

 地検によると、楢原容疑者は平成19年3月、横浜家裁小田原支部で、実の父親(67)の財産管理などを行う成年後見人に選任された。同年8月23日から20年10月20日までの間、厚木市内の銀行などで、6回にわたって父親の預貯金など約1930万円を着服した疑いが持たれている。

このケースでは成年後見監督人はどなたがついていたんですかね?

最近、司法書士仲間からも、監督人を務める案件で「親族後見人とのコミニケーションが上手くいかなくて」という話をよく聞きます。我々司法書士は、『職業』後見人という立場ですので、いい意味でも悪い意味でも、あまり入り込み過ぎないよう、ある程度の距離感をきちんと保ちながら、被後見人の利益のために執務にあたられている方が多いと思います。

親族の方はそうはいかないのが現実です。
親族の立場と成年後見人の立場の区別がつかず、「業務上横領」といわれてびっくりしてるのではないでしょうか。
単純に、「高齢の祖父母の不動産を売却したいから成年後見制度を利用する」、そういう簡単なものではないんです。
この辺りは、もっと成年後見制度の周知徹底をする必要があるでしょうね。


(では)

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