遺産払い戻し拒否は不当 ゆうちょ銀などに支払い命令 東京地裁

遺産払い戻し拒否は不当 ゆうちょ銀などに支払い命令 東京地裁(産経ニュース)

 湯川裁判官は「遺族らは遺産分割で争っているわけではなく、遺族らの請求に従って法定相続分どおりの払い戻しをするべきだ」と指摘した。
 判決によると、同行などは、顧客の女性が平成13年に死亡し、遺族らから法定相続分どおりの遺産の払い戻しを求められた際、「遺言や分割協議で法定相続分とは異なってくる場合があり、後になって異なる額の払い戻しを求められるおそれがある」などとして、払い戻しを拒否していた。


本当にめちゃくちゃな対応をする金融機関はあります。まず法律を読めといいたい(言えませんが)。


司法書士が遺言の相談を受ける時も、遺言者が今預金を持っている金融機関の相続時の対応を確認し、それによっては、支障が少ないのであれば金融機関を変更することも提案したりします。

公正証書で遺言を作成し、相続開始後、それを持って相続人もしくは受贈者が金融機関に預金の手続きに行くと。銀行員曰く、「法定相続人全員による分割協議書と印鑑証明書を持ってきてください」
ぐったりします。法律読めよぉと。何のための遺言だよぉと。


先日もご年配の先輩が、対応が悪い(お客を待たせても何とも思わない)繰り返しに辟易し、預金等何からなにまで全部解約し引きあげたそうです。
成年後見業務でも対応が悪い金融機関はどんどん解約し、対応のいい金融機関を使うようになっているようです。
成年後見の勉強会では、「○○銀行は対応がいい、△△△△はやめた方がいい」といった情報交換が盛んに行われています。

金融機関は、真剣に考えていただきたい。
ご年配の方は、一度離れたらもう二度と戻ってきませんよ。


(では)

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